そんざいかくにん
2016/10/29
この日にぱたがおなかの中に来てくれたことを知った。このときすでに10w6d。大きさも俗に言うなんとかの壁である30mmを越えていた。今まで見れなかった子どもの姿を見れて、本当に嬉しくて涙が止まらなかったな。
....なんてことを思い出してたら、ふたごのこともさんばんめのことも思い出して涙が止まらなくなってしまった。おかげで眠れない。
ぱたに気づくのが遅かったのは、さんばんめがお星さまになった直後のことだから。
さんばんめは山の日に空へいってしまった。その前々日から出血が止まらなくて、病院の指示から会社は休んで、家でじっとしていた。しかし自分の願いとはウラハラにどんどん出血量が多くなっていって、山の日の夜には自分でもどうしようもなくなってきた。このとき、数日もお腹にいてくれようと頑張ってくれたから、もう頑張らなくていいよ、と思ったけな。自分の中でも覚悟ができたのだ。
夜に救急外来に行って、さようならをした。当直の先生が見せてくれたホルマリンに漬かった袋を夫と二人で見たことを今でも鮮明に覚えてる。
そんなこんなでさんばんめ、双子への気持ちから、もうこんな辛い想いをするくらいなら子どもはいらないと思っていた最中だったから、なかなかぱたに気づけなかった。本当は検査薬はもっと早い段階でしてたんだけど、さんばんめの影響がまだ残っていたのかと思ったのだ。
書いていたら眠くなったので寝ましょう。みんな、おやすみ。
さんのきゅう
昨日は仕事おさめ。色々と気をつかっていただいたおかげで、キリよく終わることが出来た(と思う)。本当感謝の言葉しかないね。お祝いの言葉とかプレゼントとかもいただいちゃって、ぱたぼうも私も本当幸せものだね。
とはゆうても、休職中に会社がまたあれこれ変わるから、ちゃんと戻る場所があるのか不安でもある。机の場所も変わるのが確定しているので、捨てられてもよいティッシュ以外はとりあえず私物だけはきちんともって帰った。
こういうとき夫が同じ会社だと楽なんだろうな。まあ、私はそれでも同じ会社ってのは会社がおなくなりになったりしたら夫婦揃って無職となるから嫌なんだけど。
復帰はまずは来年を目指している。本当はあともう1年休めるといえば休めるんだけど、お金は1歳の前日までしかでないから、お金のない我が家は少し厳しいからね。あと、ぱたには出来るだけ多くの人と出会って、うまく世の中を渡れるようになって欲しいなーという気持ちもある。2年間ほぼ二人きりですいるよりかはいいのかなと思う。ママ友もいないしね。私と違って、たくさん友達を作ってほしいな。
さらにもうひとつの理由は二人目のことがあるから。からだのことをふまえて、35までにもう1人と考えている。2年休んだら私は31歳。さすがに復帰後すぐは子ども作れないから、1年働いて32からまた子どもを、となった場合、私には3年しか残らないことになる。ぱたと出会える前に私は(妊娠期間込みで)3年かかった。途中悲しいこともあった。年齢を重ねるとその確率はあがってしまう。もうそんな経験はしたくない。だから、少しでも早く取り組めるといいのかなって思って、職場復帰を早めようかなと思っている。
本当はずーーーーーーっとそばにいたいんだけどね。まあ、在宅勤務も出来るから早く復帰してもいけるんじゃないかなっていう希望的観測。
ふぁーん
引っ越しして数週間。
通勤電車が快適すぎる。
行きも帰りもずーっと座れるし、混雑もしてないし。なにこれ。今までの通勤はなんやったんやw
しかし不便なところもあって、バスを駆使せねばならんので、電車は早くてもバスのせいで時間がかかるのだ。でもぱたにストレスを与えずに過ごせるのは本当よい。しかもぱたが産まれるころには在宅勤務が出来るらしいし。ぱたはそのことも知ってたのかな?
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子どもは自分の命が短いことを知りながらも親のもとにくる説がもし本当ならば、3人は私に何を伝えたかったのか、何してもらいたかったのか、答えのでないことをぼんやり考えていた。意味のない命があるならば、の話。ぱたはどうなんだろう。私は何をしてあげられるかな。
とりあえずこぐまちゃんのホットケーキを読んでおこう。もう暗記してしまったので、お風呂で音読してるのだ。
30週の胎動
3日前と同じこと言うけど、胎動がやばすぎる。仕事中もうねうねうねうねしてる。ものに例えるなら、マッサージチェアの背中のグリグリがおなかのなかで行われているって感じ。
なんか一気にでかくなったのでそれはそれでこの先大丈夫かちと不安。それでもいとおしくてたまらない。らぶだね。
あと2週間で大分へ里帰りする予定。親と会うのは昨年の地震後ぶり。夫は2015年の結婚式ぶり。大分へ来るのは3回目な夫。少なっw うちの実家は母方の家にはおやぢがあんま行かなかったから、私はそんな気にはしてないし、みーんな気を遣いすぎて変なことになったので、来なくてよいよと言ったのもあるんやけどね。
自分の子どもを自分のふるさとにようやく連れていけるって少し楽しみでもある。早く高崎山とかうみたまごとかアフリカンサファリとか連れていきたいなー。もう他に観光名所ないやw あとはばーちゃんちで少しは自然に触れあわすか。夫の実家は山も海もないからねー。
ぐねぐね
昨日で30週~おめでたい!てか毎週毎日、ぱたが元気でいてくれるだけでおめでたい!
ここ数日から胎動にまた変化があった。何か固いというか、人間がここにいますよーー!みたいな感触があって、また少し嬉しい。1ヶ月前まではそんなに胎動がわからなかった夫も最近はようやく胎動に気づけるようになって喜んでた。
なんかイライラしてしまったり、悲しくなってもぱたが動いてくれたり、ぱたのエコーを見返すだけで嫌な気持ちもふっとぶ。きてくれてありがとう、だいすきだー!(マタニティハイ)
おほしさまのりゆう
もし子どもを授かれただけでおかあさんとしてカウントしてよいのならば、私はありがたいことに4人もおかあさんになれた。でもぱた以外はお星さまになってしまった。
3人のことは毎日思い出している。願っても頑張ってもダメなときはダメなことも理解出来ているし、それはもう仕方なかったことだとやっと受け入れられた。ただ、もしもの未來を想像してしまうときがある。今頃双子の誕生日なんだなとか、今頃さんばんめが産まれたのかなとか。みんな抱きしめたかったんだよなあ。
3人には何にもしてあげれなかったから、その分ぱたにはたくさんのことをしてあげたいと思ってる。産まれたら、ぱたについてたくさん悩んで嫌なこともうんざりしてしまうこともあるだろうけど、ぱたがいてくれるだけで本当に幸せだと思うから、弱音を吐かずに頑張りたい。3人にもぱたにも悪いから。これは産後の心がけとしておきたいから、ここにかいておくけど。
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明日で30週。嬉しい反面、不安が増してきている。声に出しちゃうとぱたに聞こえちゃうから言わないけど、ぱたもいなくなったらどうしようという不安が毎日襲ってくる。怖くて出産準備のための買い物すらなかなかできない。(リストアップはしてるけど)妊娠の報告だって正直あまりしたくない。すごく臆病になってる。
だけど、ぱたはきっと大丈夫と信じるしかない。きっと3人の分まで頑張ってくれているんだと思うし、3人もぱたに力をかしてくれていると思う。ぱたは私にとっては希望の光みたいなもんだなってかんじてるから、ぱたはプレッシャーかかっちゃうね。ごめん。
3人のこと、絶対忘れたくない。私にとっては大事な人たち。3人、そしてぱたが胸をはれるようなおかあさんになりたい。それが最大の供養でもあるかなあ。
なんか支離滅裂な文章になってしまった。でも、吐き出したかったのだ。